2018/03/20

妊娠中のトラブル(重症妊娠悪阻)

こんにちは。

妊娠後期になり、体調もかなり落ち着いていますが、ここまでくるには正直きついことが多かったです。
記録のためにまとめていきたいと思います。




妊娠判明

私の場合、検査薬で妊娠が判明する前から軽いつわりのようなものがありました。なんとなく胃もたれしていて、胸も張って痛かったので、もしかしたら妊娠しているのかなーとほんわか期待していました。

そのような状態だったので、待ちきれずに生理予定日くらいに検査薬でフライング検査をしました!
(検査薬には予定日1週間後くらいから反応が出ると書いてあります。)

フライング検査の結果、うっすらと線が出て妊娠判明!!!
検査をして勘違いだったら恥ずかしいので、主人が寝た後に内緒で検査をしたのですが、すぐに起こして報告しました。
主人も妊娠を望んでいたはずですが、寝ぼけているのか、実感がないのか、想像よりはおとなしめな反応でした。笑

ですが、そのあとは2人とも興奮して寝付けず、そのまま朝になってしまいました。
私の希望していた産院は人気があり、分娩予約を取るのも妊娠判明後すぐに行かないと難しいと聞いていたので、2人で病院に行きました。
(もし妊娠していた場合、次の日に病院に行けるように2人ともあらかじめ有休を取っていた前日に検査しました。用意周到。笑)
しかし、逆に病院に行く時期が早すぎて、胎嚢が確認できるまでは分娩予約は取れないので、1週間後に来るように、と言われてしまいました。

また、実は私には未破裂脳動脈瘤があって…。
すごく小さいものなのですが、総合病院で出産すべきか、個人の産院でも良いのか、次回までに脳外科に行って確認をするようにとも指示されました。
その日の午後に脳外科に行ったところ、1mm~2mmの大きさのものなので特に気にする必要はなく、個人病院で自然分娩で出産して問題ないと言われ安心しました☆




重症妊娠悪阻

初診から1週間後に無事に胎嚢が確認でき、産院の予約も取ることができました。
初期の健診は4週間に1回なので、次の健診まで長いな~と悠長に考えていましたが、6週に入る頃からだんだんと食欲が落ちてきて、あまり食べられなくなっていました。

それからつわりは一気に悪化していき、食事はほぼできず一日に何度も吐く、特に飲み物は気持ち悪くて飲めない状態になってしまいました。
まだ7週にもなる前で、職場の上司に報告するには早いと思っていたのですが、もはや通常通り仕事ができる状態ではなかったので妊娠していてつわりがひどいことを伝え、翌日病院に行くために有休をもらいました。

翌日病院に行ったところ、「重症妊娠悪阻」と診断され、2週間の休職指示が出されました。
突然の休職なので会社の同僚たちに迷惑をかけてしまうと申し訳ない気持ちになりましたが、正直体調が辛すぎて全く余裕がなかったので、仕事が休めることになって少し安心してしまったのも事実です;

その日からは毎日通院して点滴を打つことになったのですが、この点滴も厄介なものでして…。
点滴1.5L分のうち、最初の0.5Lはビタミン剤が入っているものだったのですが、独特のにおいがあってまずそれで余計に気持ち悪くなってしまいました。
しかも1.5Lの点滴を打つとなると3~5時間くらいの時間を要し、その間はずっと寝たきりなので、点滴の針が刺さっている状態で寝ながら何度も吐いていました。
あまり手を動かすと針が抜けてしまうので変な体勢で吐かなくてはならず、食事もできていないので胃液ばかりが出てくる状態で、ものすごく辛かったです(;;)

毎日24時間ひたすらに気持ち悪くて、点滴中も吐きますし、当然自宅にいる間も何度も吐きます。
通院も自力ではできないので近くに住んでいる親に車で送迎してもらっていたのですが、その車内でも吐く。
つわりでもこれだけは食べられました☆と言われているものをネットで調べ色々試してみたのですが、私が受け付けるものは何もありませんでした…。
食べられるものも見つからず、気持ち悪さはおさまらず、いつ悪阻が終わるのかも全く分からない状態で、毎日ベッドの中で早く時間が過ぎてくれるのをただひたすら祈っていました。

休職から2週間経っても症状は改善されず、というかむしろ悪化しており、追加で6週間休職の指示が出されました。
私の場合、シャワーを浴びるととても疲れてしまい特に気持ち悪くなるので、汚い話ですがシャワーも数日に一度でした。
身体もやせ細って見た目もボロボロでほぼパジャマみたいな恰好でフラフラになりながら病院に通っていたのですが、病院にはおしゃれをしてマタニティーライフを楽しんでいるかのような妊婦さんたちがたくさんいて輝いて見えて、他の妊婦さんたちと自分を比べてさらに落ち込む日々。
精神的にもかなり参っていました(・・;)




仕事復帰

そんな私でも、14週頃から、少しずつ自力で飲み物が飲めるようになってきました☆
ストローを使って少しずつ、何回にも分けて飲む、といった具合ですが、大進歩です!!!
食事ができなくても、水分が取れるようになれば大丈夫とのことで、計2か月程休みを挟んだ15週頃、職場に復帰しました。

突然2か月も休んでいたので申し訳ない気持ちでいっぱいで、久しぶりに出勤するのは怖かったですが、みなさん優しく受け入れてくれたのでよかったです…。
(妊娠前の体重を測っていなかったので正確な数字はわかりませんが、恐らく5kgは余裕で痩せてしまいガリガリだったので、見た目から辛さが伝わったのかなとも思いました。)

病院で「母性健康管理指示事項連絡カード」を書いてもらい、復帰後最初の2週間は勤務時間を短縮してもらっていたので、まだ安定期に入る前ではありましたが、職場のみなさんにも妊娠を報告しました。
まあ、休職前からお昼ご飯もほとんど食べておらず、仕事中に何度もトイレに行っていたのでみなさん何となく察しはついていたようでしたが。笑

最初はフルーツやゼリーなどしか食べることができませんでしたが、段々と普通の食事が食べられるようになって、食事ができるって素晴らしいことだな、と感動しました。笑



私の場合、安定期に入っても軽いつわりは残っていて、妊娠後期に入った今もたまに吐いてしまうこともありますが、あの地獄の時期を思い出すとなんてことありません!
妊娠前からつわりは大変と聞いていましたが、ここまで辛いものだとは思っていませんでした。(私が人よりかなり重症だったのもあると思いますが。)
私達が産まれるずっとずっと前からつわりというものはあるのに、まだ原因が医学的に判明されていないのも不思議ですよね。
このままじゃつわりが怖くて2人目を妊娠する決意ができないので、現代医学の進歩に期待です。笑

ちなみに、つわりで苦しんでいた時期に「いつか終わるから!」や「出産後の方がもっと大変だから!」という励まし(?)を何度かもらいましたが、
「その“いつか”がいつか分からないから余計に辛いんじゃー!!!」とか「今こんなに苦しいのになんで育児の方が大変とか追い打ちかけてくるんじゃー!!!」などと感じてしまっていたため、要注意です。笑
(悪気がないのはわかっていたので、私の気持ちに余裕がなかったのが原因かもしれませんが。)
私は周りでつわりで悩んでいる人がいたら「大変だね。精一杯休んでて。必要なことは周りの人間がやるよ。」と言うか、そもそも何も言わずにフォローに徹するようにしたいと思います。

つわり時に飲み物を飲むように買ったストローの余りを見て思い出した、私のつわり体験記でした。


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