2018/05/30

出産振り返り②(分娩)

こんにちは。




・出産日当日 7時〜10時


陣痛待機室から分娩室へは歩いて移動するのですが、助産師さんが押さえながら一緒に歩いてくれて、今までよりも痛みは楽でした。

分娩室で分娩台に乗り、助産師さんの押さえがなくなるとまた痛くなる。
助産師さんってすごいなと実感しました。

私の中のイメージでは、子宮口全開になるまでにすごい時間がかかって、分娩室に移動してからは10分くらいの短時間で産まれるものだと思っていたのでこれであと少しだ!!と希望が見えました。


ところがところが、ここからが想像より遥かに長かったのです…。


分娩室でもひたすら痛みに耐える耐える。
というか、分娩室に私と主人しかおらず、どうしたらいいのかわからない状態。

しばらくそんな状態が続き、痛みやスタッフが誰も居ないことにイライラしてきて「いたーーーーーーい」と叫びつつ助産師さん来てくれアピール(笑)

それでも誰も来ないので「すみませーん!助産師さーーーん!誰かーーーー!」と叫んでました。
主人にも誰か来てくださーいと叫んでもらってようやく助産師さん登場。
赤ちゃんの頭が下がってきてないからまだ時間かかると言われる。

助産師さんに押してもらってるときはやっぱり痛みが楽になる。
またどこかに行きそうになるので手を掴んで行かないでくださいと必死にせがむ(笑)

もう力を入れていいからと言われ、それで誰もいないのに産まれちゃったらどうするんですかって言ったらまだ産まれないから大丈夫!と言われ悲しくなり…ナースコールを渡され、去って行かれる(;_;)
というかナースコール渡すの遅くないですか?

それからちょくちょく様子を見にくるものの、頭が下がってきてないからと放置され…。
でも力を入れてもいいと言われたので私としては少し楽になりました。

途中で赤ちゃんの酸素が足りなくなってきていると言われ酸素マスクを付けられたりしつつ、痛くなったら力を込めて息を吐く。
まだまだこれからもっと痛くなるんだろうなと怯えながら痛みが来たら力を込めて息を吐く。

そんなことを繰り返していたら、気付いたら部屋に看護師さんが常駐してくれるようになってました。

その看護師さんはとても優しくて良い人でした。

私が痛みと戦っていると、こういう姿勢にすると頭が下がってきやすいよ、と教えてくれ、でも私が痛みに負けてその姿勢をすぐやめてしまっても怒ったりせず。

そんなこんなで、ようやく足を開いて分娩の姿勢を取りました。
これで本当にもう産まれるんだ!と思ったのですが、私はここからも時間がかかり(^^;)

陣痛にあわせて必死で力を込めるもなかなか産まれず…。
息を吐き続けてと言われるのですが、息を吐くとそのまま戻しそうになってしまってうまくできませんでした。

しばらく格闘しているとようやくドクター登場。
赤ちゃんが出やすいようにするために少し切りますけどいいですか?と聞かれました。
出産前は会陰切開無しで産めたらいいなーと考えてましたがそんな余裕もないのでお願いします!と。

切開してもなかなか産めず、骨盤の向きをこうしてとか言われるのですがよくわからず逆!逆!と言われたり、息を長く吐いて吸うのは一瞬でまたすぐ吐いてと言われても苦しくていっぱい吸っちゃって…(^^;)

うまくできないので最終的に、いきむタイミングで助産師さんがお腹の上から押してくれて無事出産することができました。

産まれるときに赤ちゃんの頭が出てきて、先生に「赤ちゃん出てきてますよ、見えますか?」とよくドラマで聞くようなセリフを言われたのですが、私からは角度的に全く見えず(笑)
そのあと全身が出てきて、上にあげてもらってようやく赤ちゃんを見ることができました。

出てきた瞬間ぐらいに赤ちゃんが「ふぇっ」みたいな声を出し、先生に声聞こえましたか?と言われたので無事に産まれてきてくれたんだと安心したのも束の間、ほぎゃーほぎゃーと泣かずに先生がなにか処置をしていたので一気に不安になりました。

でもすぐにほぎゃーほぎゃーと泣いてくれ、ひと安心。
無事に出産することができたんだと今度こそ安心できました。

分娩室に入ってから3時間。
とても長く感じました。


とても辛くて長い時間でしたが、正直もっと痛くなるものだと思っていたので、痛みは想像よりもマシでした。
事前のイメージがひどすぎたおかげかな(笑)

そのあとは胎盤を出したり傷を縫ったりの処置があったのですが、もう分娩は終わったと思った後にやられるのでこれもきつかったです…。


そして、カンガルーケアタイム♪
続きます。

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出産振り返り①(破水~陣痛)

こんにちは。

かなり投稿に時間があいてしまいました。
この間、無事に第一子を出産しててんやわんやなときを過ごしていました。

忘れないうちに、出産時のことを書いていこうと思います!


出産前の私の勝手なイメージだと

陣痛始まる→病院に行く→子宮口が開くのを痛みに耐えながら待つ→激痛、しかしまだ全開じゃないと言われる→痛みに耐える、全開じゃないと言われ凹むのループ→子宮口全開→分娩室に移動し、すぐ出産

こんな感じでした。


でも実際は

破水→病院に行く→まだ全然痛くない→痛くなってくるが破水してるから動くなと言われ辛い→耐える→まだまだだと言われるだろうと思いつつもナースコールをする→意外にも子宮口全開→分娩室→全然産まれない…→なんとか出産

こんな感じでした。笑
詳細を書いていきます!


・出産日前日


前回、前々回の健診では子宮口1センチ、まだ硬いと言われていたので産まれるのはまだまだ先だろうな〜とのんびりしていました。
職場の上司に連絡することがあって、そのときにもまだまだ産まれる兆候は全然ありませーんなんて言ってました。

夜ご飯は、もう白菜が店頭からなくなってしまうだろうから春になっちゃったけど最後に鍋をしよう!となりました。
シーズンが既に終わっているせいか鍋の素が全然選べず、まだ売っていたキムチ鍋にすることに。
刺激物は出産を促すとか聞くが、まあまだまだだから大丈夫でしょ〜とのん気に考えていました。



・出産日前日 22時半


キムチ鍋を〆のラーメンまでお腹いっぱい食べ、主人とソファに座ってテレビを見ていたところ、お腹の中でパンっと音がしました。
一瞬胎動かと思いましたが、次の瞬間ジョワ〜っと流れ出るものが…。

主人に「破水したかも」とだけ言ってトイレに行きました。
妊娠中に尿漏れを経験したことがなかったので、これは尿漏れなのか破水なのかどっちなんだ?破水は生臭いって言うけど…など考えつつトイレで確認。

生臭くはないけれど(無臭)、尿ではなさそうだしまだ出てくるのでこれは破水だろうなと判断。

破水から始まるなんて想像もしてなかったので焦りましたが、意外にも頭は冷静でした。

生理用のナプキンをつけ、トイレから出て、主人に多分破水だから病院に行くと言い、荷物をまとめつつ病院に電話。
私はテキパキと行動しているのに主人はオロオロ。
家を出ようとしたときに「トイレ行ってくる!」と言われたときはなんで今なんだよ…と少し怒りつつ呆れたのは内緒です(笑)

シートにバスタオルをひいて車で病院に。
移動中も羊水が漏れている感覚がして気持ち悪かったです。



・出産日前日 病院到着


病院の駐車場に着くと、もう診察時間も面会時間もとっくに過ぎているはずなのに車が5,6台停まっていて、もしかして出産が立て込んでいるのか?そしたらバタバタで放っておかれる時間が長いと聞くから嫌だな〜と思ったらまさにほの通りでした(笑)

夜間窓口から入り、ナースステーションへ。
電話で破水と伝えていたし、すぐに陣痛待機室へ入れてもらえるのかと思ったら、まずはナースステーションで必要な書類の提出を求められる。

え、これ出産後でもいいのでは?というかイスにすら座られてくらないの?今も羊水漏れてるけど大丈夫?と不安になるけどチキンなので看護師さんに従うのみ。笑

書類の提出が終わったら、主人は私の準備が整うまでロビーで待機、まずは私のみ陣痛待機室に入るよう言われ、陣痛待機室でお着替え。
破水してるので大きいオムツみたいなのを履きました。
正直生理用のナプキンなんかじゃなんの意味もないくらいだったので少し安心。

着替えが終わったらベッドに横になり、看護師さんを呼ぶ。
この看護師さんが結構強烈で、少し怖い方でした(^^;)

まず私の寝ているベッドにドカンっと座る←この時点で私はかなりビビる(笑)
「あなた破水してるんだからあまり動かないでね!あとこれ菌が入らないように抗生物質飲んで!」と言われ、どんな体勢でいたらいいんですか?と聞いたら「骨盤高位!」と言われたが強めに言われてなんと言われたのかこのときは聞き取れず、そして聞き返せず…(^^;)
薬を渡すくせにお水は取ってくれない(ベッドから少し離れた位置の机の上にある)けど、お水取ってくださいとも言えず…(^^;)笑

私のカルテを見て「あー!へその緒が首に2周巻いてるのね!?」と高圧的に言われて、私は診察でそんなこと聞いてなかったのでびっくりしたのとそれって大丈夫なのかと不安になってすぐに返事できなかったら「2周巻いてるんだよね!?!?」とさらに高圧的に聞かれ「あぁ…はい…(カルテに書いてあるなら多分そうなんでしょ…)」と適当に返事してしまいました(^^;)

適当に返事したあと、これ他人のカルテを間違えて見てるだけだったらヤバくないか!?と適当に言ったことを後悔したのですが、
「へぇ〜。脳動脈瘤があるの〜。これどうやって見つかったの?脳ドックとか行ったの?」と聞かれたのであぁ私のカルテだ良かった、と思いました。笑
というかなんで見つかったかとか今言わなきゃダメな話??(^^;)


看護師さんが部屋から出て行っても一向に主人は来ず。
さっき私の準備が終わるまでロビーで待機って言われたけどまだ私なにかやることあるのか?と待つけど病院スタッフが来るわけでもなく。

携帯が入ったカバンも主人に持ってもらっていたため連絡も取れず…。
抗生物質飲みたいけど動くなと言われたから机まで水を取りに行けないし、早く飲まないと菌が入って赤ちゃんに悪影響出ちゃうのではとどんどん不安になる。

しばらく待っても誰も来ないので、意を決して抗生物質を唾で飲み込みました。
うまく飲めなくて喉に違和感あるけど必至に唾を何回も飲み込んでなんとかなりました。

そしたら主人と怖い看護師さん登場。遅いよ…。
看護師さんから「あれ!?あんた薬どうやって飲んだの?」って聞かれたので唾で飲み込みましたと言ったら「あんな大きいのよく唾で飲んだね〜(笑)」と笑われ、いやだって動くなって言うし水取ってくれないし主人も部屋に来ないし仕方ないじゃんというかあなたのせいでは?とイライラ(^^;)

まだお腹は全然痛くなかったけどNSTつけて診てもらったら結構張ってたみたいで、普通の人なら結構痛いと思うけどね〜と言われ、この看護師さんに対応されるの嫌だから、この人の勤務時間終わってからお産進んでほしいなーと思ってました(笑)

看護師さんが部屋から出て行ったので、主人にロビーにいる間の様子を聞いたら、ナースステーションはバタバタしてて主人も何の説明もないまま待たされてどうしたらいいのかわからなかったとのこと。

しばらくしたら今度は助産師さんが来て子宮口の開きを診て、1センチと言われました。
陣痛が来ていないので子宮口が開いていないのは想定内だったのですが、内診の際に羊水がものすごいドバドバと出ていって、全部出ちゃったのではないかと泣きそうになりました。

助産師さんが破水してるからあまり溢れないように骨盤高位の姿勢で動かないで、骨盤高くするために枕持ってくるからと言って部屋から出て行ったのですが、忙しいのか全然枕を持ってきてくれませんでした。

しばらく待っても来ず、チキンなのでなかなかナースコールを押せないのですが、羊水がどんどん出てしまったら赤ちゃんが危険な状態になると思って意を決してナースコールしたら看護師でも助産師でもないお手伝いさんみたいな方が枕を持ってきてくれました。

そのあとは主人と明日の朝ごはん食べたら陣痛くるかな〜なんて話しつつ、主人はソファで仮眠。
私も体力温存のために寝なければと思いつつ、興奮してるのか緊張してるのか寝付けませんでした。




・出産日当日 0時〜7時頃


日付が変わるくらいからなんとなーくお腹痛いかな?となり、暇だったのでとりあえず陣痛アプリで間隔を計ってみるも7分だったり2分だったりバラバラ。
はたしてこれが陣痛なのかもわかりませんでした。


ここから先はもう何時頃どうなったのかっていう時間はわからないのですが、陣痛アプリによると2〜3時は5〜6分間隔、3〜5時は2〜7分間隔とよくわからないことになってます(^^;)
5時からは痛くてアプリどころじゃなかったです。(3〜5時の間隔がバラバラなのも痛くてアプリ押せなかったから?)


覚えているのは、最初は余裕だと思っていた陣痛もどんどん痛くなりました。
破水してるから動くなという言いつけを守って最初は腰を枕に乗せたまま上を向いて痛いときに必死に息を吐く。

同じ姿勢を続けていたせいか陣痛のせいかはわからないけど腰が痛くなったので横を向いて痛いときに息を吐く。

痛いというか、力を込めたくなるけどまだ力を入れちゃダメと言われるので力を込めないように頑張るという感じ。それが変に痛くて辛い。
お腹が痛いというよりもお尻が痛い感じ。

自分だけではどうにも痛くて無理になって、主人に腰を押してもらう。
押すタイミングが私の理想と違うけど、痛すぎて指示する気になれず→でも結構それだと痛いのでしばらくしてから必死に指示をする。でも痛い。

このあたりから動かないなんて無理で、痛みを逃すために動いてしまってました(^^;)

主人が腰を押す力が弱すぎて、私はてっきり主人は赤ちゃんが中にいるから強い力をかけたらダメだと考えて手加減しているんだと思っていたところ、産後に聞いたら私の腰が折れるんじゃないかってくらい力を込めて押していたそうです(笑)
それだけ陣痛の痛みが強いってことなんですかね。

主人に押してもらってるときは少し楽な気がして、でもたまにトイレに行かれたりすると1人で耐えなければいけないのでとっても辛くて。
なんでこんなときに何回もトイレに行くんだという怒りが込み上げる。笑

主人がいないときは四つん這いだと楽になる気がしてたけど、助産師さんが来たときに四つん這いになってていいか聞いたら破水してるからダメだと言われ…色々な姿勢取れる分、破水せず陣痛から始まったほうがいいじゃんなどと考えてました。

途中で抗生物質追加。助産師さんに経過を診てもらったら子宮口結構開いてました。(何センチかは忘れたけど6センチとか言われたような違うような…笑)

あと、どこかのタイミングで盛大にキムチ鍋を戻してしまいました。
喉が痛くて、晩ごはんをキムチ鍋にしたことを後悔(^^;)

そのあとも必死で耐える耐える。
でも、産前に読んでいた出産レポだと腰がトラクターで轢かれるような痛さ、とかこの世のものとは思えない痛さがくる感じだったので、まだまだひどくなるんだと構えてました。

それまではほとんど声を出さずにひたすら息を吐くこととたまに弱音を主人にぶつけることでなんとか痛みに耐えていたのですが、7時前頃もう痛くて叫びたくなる気持ちに。

あーもう!いたーーーい!とキレ気味に叫び、ナースコールを押して「もう我慢できません!!!!!!」と言いました。

このときも、とても痛いは痛いけど、想像していた程の痛みはきてないからまだまだ時間かかるんだろうなと思っていました。
ところが助産師さんが確認したら子宮口全開(°_°)
分娩室に移動となりました。


続きます。


続き→「出産振り返り②(分娩)


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